お取引した ハンダ滓 の成分を分析して最適な価値で買い取り
ハンダ滓 の成分を分析する
ハンダ滓 のような金属が塊でなく粉体や汚泥、廃液などになっていたり、他の金属と混ざって分別が困難な低品位なスクラップ屑は、買取が可能か成分を分析して判断します。
今回はハンダの滓を分析した動画をご紹介いたします。
分析の結果は銀入りの鉛フリーハンダでした。銀入りの鉛フリーハンダの含有割合である錫(Sn)96,5%、銀(Ag)3%、銅(Cu)0,5%に近い結果が出ました。ハンダ滓は見た目での判断が困難ですので何箇所か分析をして大幅な結果の違いや異なった成分が出ないかを確認します。
汚泥や粉体をスクラップするには
今までは産廃として処分費用がかかっていたものが、有価として買取リサイクルが出来るものがあるかもしれません。
発生した商品をサンプルとして2kgほど送っていただくことで処分費削減のご提案ができる可能性があります。
汚泥や粉体をスクラップされる際の注意
汚泥や粉体などの廃棄にあたって発生工程が違うものをドラム缶などにまとめられると品位が下がってしまう恐れがあります。汚泥は水分量によっても違った結果になります。ハンダ滓も鉛フリーに共晶ハンダのような鉛入りのハンダ滓を混入させてしまうと、鉛フリーの価値がなくなってしまいます。
スクラップにする際は汚泥や粉体に限らず、分別してご利用されることをお勧めします。