オフィス家具 を狭い通路のビルから搬出しました
オフィスの引越しなどでまだ使える オフィス家具 を処分する際には、オフィス家具の中古買取屋さんにお願いされることも多いかと思います。しかし、狭い通路や階段、エレベータがついていないなど、良いコンディションのまま搬出できる方法がない場合はお断りされてしまいます。空け渡しの期日が迫っている中、自身で手解体するにも限界があるでしょう。
今回は、上記条件に当てはまるとあるビルの1〜3階にあるオフィス家具の搬出・引き取りに伺いました。
1.簡単に解体できる オフィス家具 は解体
オフィス家具といっても大きさは様々です。一人で簡単に運べるものや、押し上げてやると簡単に外れる棚板などは搬出も苦労しません。
1−1.ビスを外して解体
一見大きくて搬出が困難に思えてもビスを数点外してやると薄い鉄の板になります。板状に出来るものもは解体して搬出した方がスムーズな場合があります。電動インパクトドライバーがあれば苦になりません。
1−2.ちょっと力技で折り畳む
また、薄い箱上のものでしたら折り畳んだりと小さくまとめてやればある程度のオフィス家具は搬出できます。バールなどで接合部を叩いたりするので周辺の安全・騒音には注意が必要です。
1−3.金属以外の付き物を外す
机やロッカーなど木製の天板が付いているものがあった為、搬出時に外しました。ビス留めされていますが倒すなどの衝撃で外れてくれることも多いです。
2.解体に手間がかかりそうな オフィス家具 は窓から搬出
2階3階にある解体に時間がかかりそうなオフィス家具類は窓から搬出しました。中で動きそうな棚板は事前に外すなどしています。ユニック装置で吊り下ろす際は万全の注意を払い慎重におろしました。
3.取り扱い不可なオフィス家具類
今回取り扱い不可なものがありました。
3−1.事務椅子
支柱のみ金属でほとんどプラスチックと布でできていました。金属成分がほとんどの椅子は取り扱える場合もあります。現品を見てから判断いたします。
3−2.プリンター
大部分がプラスチックでできています。更にトナーカートリッジはメーカーや専門業者が安全にリサイクル、廃棄する必要があります。
トナーは一般ゴミで捨てることができません。産廃屋さんも扱われない場合があります。
理由はトナーのインクが粉状で廃棄物処理中に粉塵爆発を起こす危険がある為です。
廃棄の際は家電店などにある回収ボックス、メーカー指定による引き取り回収、専門リサイクル業者の回収などをご利用ください。
4.まとめ
全体の搬出量が多く何度もトラックを往復させて無事搬出終了しました。今回はビルの真下にトラックをつけることが出来たので窓から搬出が可能でしたが、オフィス街などはトラックを長時間横付けできなかったり、そもそも進入できないケースもあります。そんな時は根気よく解体してからの搬出になってきます。
オフィス家具の中古屋さんにお願いするとしても、スクラップ屋に搬出依頼をするとしても
1ヶ月以上余裕を持たせて計画されると良いでしょう。