プレス機 搬出!革製品を打ち抜くプレス機を搬出しました
今回は工場の片付けのご依頼で プレス機 他金属スクラップを引き取りに伺いました。
下見に伺った際に気になったのが、搬出箇所が狭く引き戸のレールがあること、そこから出さないといけないプレス機があること、そして建物近くにトラックを止めることができないので駐車できる広い場所まで運び出すことです。サイズ的には搬出可能ですがプレス機は重量もありますので引っ張り出すのではなく、入り口でバトンさせる方法にしました。
1.室内はハンドリフトで入り口付近に持っていく
入り口を傷つけるわけにはいかないので室内はハンドリフトで移動させます。
1−1.爪が入るまでジャッキアップ
プレス機の四隅をジャッキアップさせます。持ってこれたジャッキが1台なのでジャッキアップさせては木材を重ねてキープさせます。ハンドリフトの爪を奥までさせたらゆっくり引っ張り出します。
1−2.広い場所で爪を刺す角度を変える
入り口でバトンさせる際によりすくいやすいように爪を刺す角度を変えてやります。
1−3.フォークリフトですくいやすいように据える
入り口付近でフォークリフトですくいやすい高さ、場所で置きます。ハンドリフトの爪も邪魔になるのでハンドリフトはここでお役御免となります。
2.屋外はフォークリフトでバトンさせる
ここからはフォークリフトですくい出してやります。可能なだけ爪の幅を広げて安定させながらすくいます。建物の高さがギリギリなので上にも注意しながらの搬出です。屋外に出した後はトラックに運び荷台に載せてユニックで微調整します。
3. プレス機 以外の金属スクラップも搬出
プレス機搬出後は残りのスクラップをバンバン搬出して行きます。鉄の棚や小さな機械類は二人ペアで出せる重量でフォークリフトや平台車でトラックまで運んでやれば作業終了です。
4.まとめ
下見から搬出日までに棚のスクラップ以外のものを片付けて頂いていたのでスムーズに出すことができました。
今回は小柄なフォークリフトが大いに活躍してくれました。機械の偉大さを知るとともに、近い将来はアシストスーツを着て1トン2トンをサクサク搬出なんてことにもなってくるのでしょうか。