パソコンのHDD CPU メモリー マザーボード をスクラップで高価買取!
パソコンスクラップはそのままで持ち込みや引き取りできますが、HDD CPU メモリ マザーボードなどに解体することで買取価格の合計が上がることがあります。
それぞれのパーツがあまりに少量ですと単価がつきにくいことがあります。基本1kg単位での計量になります。パソコンのスクラップが定期的に発生する場合や、解体したものを保管できたり、解体の時間を持てる場合はぜひ試されてはいかがでしょうか。
解体に必要なのはインパクトドライバーがあれば可能です。今回はプラスドライバーで行いました。
1. パソコン の外カバーを外す
カバーを外せば写真のような部品が出てきます。製品によって部品の配置や取り付け方法などに多少の違いがあります。
① 電源ボックス
② ハードディスク(下部)
③ 光学ドライブ
④ マザーボード
⑤ ボタン電池
⑥ CPU (冷却ファンの下部)
⑦ メモリー
2. 電源ボックス、光学ドライブ、ハードディスクを外す
まず始めにケーブル類を外しましょう。ケーブルははめ込まれるように取り付けられているだけなので引っ張るだけで外すことができます。もし、外しにくい場合はニッパーなどで切ってしまっても構いません。
電源ボックス、光学ドライブは数カ所ネジを外せば枠から外せます。
光学ドライブを外すとハードディスクが見えました。
このハードディスクは鉄の枠に覆われていますので外しておきます。ハードディスクにはデータが保存されたままになっています。少し面倒ですがハンマーとマイナスドライバーで記録面に傷をつけることができます。
3. マザーボード (基板)をパソコン枠から外す
マザーボードはパソコンの枠に5箇所ほどネジ止めされていたので外してしまうと写真の左方向にスライドさせて取り外すことができました。
4, メモリー を外す
メモリーは両端の白い部分を寝かしてやるだけで簡単に取り外せます。
微量ですが金や銀などの貴金属が含まれていて、メモリー屑として買取ができるので、他の部品と混ざらないように注意してください。
5. 冷却ファンの下にある CPU を外す
CPUは放熱の目的で冷却ファンとヒートシンクの下にあります。安全ピンのようにかえしにレバーが引っかかっているので、レバーをずらしながら外すことでCPUが見えます。
CPU自体もレバーがありますので同様に外すことができます。微量ですが金や銀などの貴金属が含まれていて、CPU屑として買取ができるので、他の部品と混ざらないように注意してください。
6. ボタン電池を取り外す
ボタン電池はリサイクル処理の段階で火災の原因になりうるので、解体してスクラップにされる際には必ず外すようにしてください。
まとめ
1台あたり15分ほどで解体を終えました。今回はドライバーでネジを外すのに時間がかかりましたので、インパクトを使って慣れてしまえば1台5分で解体可能と感じました。
外した部品の電源ボックス、冷却ファン、光学ドライブは雑品、パソコン枠は鉄かプラスチック、アルミ製のヒートシンクはアルミとして買取できます。
ハードディスク、マザーボード、CPU、メモリーはそれぞれの単価で買い取ることができます。
不要になったり使えなくなったパソコンはスクラップで買い取ることができますし、解体した状態ですと1台あたり、150円〜200円ほど高値で買い取ることができそうです。
ただ、ある程度の重量が必要になりますので、特にCPUやメモリーなどの軽い部品は気長に集められてからスクラップに出されるのが良いのではないかと思います。